管理番号 | 新品 :64146242 | 発売日 | 2024/11/18 | 定価 | 22,500円 | 型番 | 64146242 | ||
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金の薄板をヒル巻き上に巻いて上からならして制作したものと思われます。当時の金鍍金とは違い、彫刻部に一部拡大鏡で見ると金の薄板が見れろこととほんの一部、金の付いてない個所が少しあり、制作法が想定できます。仕上げか少し足らないか、金をならすためのこすり跡がついてます。火皿の先端部もエッジがたっており、内部も金属化工時の白粉がそのままで、煙草のにおいもしないので、未使用品とおもいます。吸い口の方は金の薄板を巻いた7形跡と合わせ目が残っております。
彫刻の絵柄は上は月に雁、吸い口は断崖絶壁の下に農家の山水画の彫刻です。普通ならきれいに磨きあげると思うのですが、金ゆえに使用している内になじむと考えたのかわかりませんが、全体的に細かい慣らした摺り跡があります。羅宇は竹で渦巻き文様は手書きです。以上、かなり豪華に見えるキセルです。
製作法は5ミリ幅程度の金の薄板をヒル巻状に巻いて被せて制作したのは間違いなさそうです。吸い口のほうは裏に巻き上げの形跡が見えます。上部も拡大鏡で見るとうっすらと感じられます。上部は上手くまかれてます。色々な刀装具、キセルなど見てきましたが、こういう作り方は初めて見ました。