Steve Klein s-teleを出品します。
数多く流通している日本製ではなく、クライン氏本人が製作するUSA製のいわゆる本物です。
日本製が発売された際に試奏をしましたが、全くの別次元の別物でした。特にネックの質感、硬さが全く異なります。

とはいえ、日本製も丁寧にしっかりと作られた非常に良いギターなのです。が、クラインという稀代の天才が、ボディやネック、指板等の木材を選定選別して製作、組み上げるとこうなるのか、と本当に驚愕させられたギターです。


個人的にKleinの真骨頂は硬質なネックと、ウッディな鳴りをするボディの組み合わせだと思っています。
クォーターソーンで切り出された最高の材に、高温処理を施した非常に硬質なネック。しかもオプションのフレイムメイプル。角度によって揺らぐ大変美しい虎目です。
ボディはクライン本人のお気に入りの木材である、Red Wood。オイル塗装なので鳴り感が素晴らしいです。
Steinberger時代のKleinは更に硬質なグラファイトをネック材に用いて、ウッドボディにポリ塗装、そこにEMGピックアップを組み合わせていました。当時のシンセ全盛の音楽シーンを考えると大変理に適った設計ですが、現代からすればタイト過ぎてやや少し冷たすぎる感が強いと思います。

スティーブに製作を依頼した際に、「素晴らしいネック材が手に入ったから、それを使って製作するよ」と、本人からのお墨付きです。彼の言葉通り、本当に素晴らしいネックでした。ちなみにフレイムメイプルはオプションです。
また、ボディも鳴り感の良い美しい杢目のレッドウッドをリクエストした所、こちらも素晴らしい材を用いて製作してくれました。

総重量も約2.7kgと大変軽量です。(家庭用体重計による計測の為、誤差はご勘弁ください)
ピックアップはフロント、リア共にDuncan。

改造はなく、全てオリジナル。
純正の本革製のギグバッグが付属します。

残念ながら現在はオーダーストップとなり、スティーブ本人がオーダーを受け付けていません。なので、本人製作のkleinが世界的に一瞬で売り切れました。。海外の某有名楽器販売サイトでは、s teleの仕様違いの品が既に70万を超える金額で販売されている現状です。
Steinberger kleinも今やプレミアがついて、おいそれと手が出ない金額となっております。入手すると手放さない方が多いので仕方ないですね。。

ビル・フリゼールをはじめ、世界を代表するトップギタリスト達が愛する楽器である理由が分かると思います。


大変丁寧に使用していましたが、ボディ材のレッドウッドは元々がとても柔らかい材で、しかも塗装がオイルというすごくデリケートな仕様(だからこそ、アコースティカルな鳴り感があるのです)なので、細かい小キズはご勘弁ください。
当方はコレクターではないので、ピックガードやブリッジ部に演奏時に付いた傷やくすみはもちろんあります。
とはいえ目立ったヒドい傷は無く、クリーンで綺麗な
恐らく、すぐにプレミアがついてこの金額では入手能になると思います。

この機会に是非ともご入手ください！
よろしくお願いいたします。