管理番号 | 新品 :16166090 | 発売日 | 2024/10/10 | 定価 | 58,000円 | 型番 | 16166090 | ||
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「伊賀焼」抹茶碗 穴窯 谷本洋作 高さ8.5㎝ 口径13.5㎝ 高台6.5 四桟桐の共箱、共布付き (作者陶歴) 1958年三重県上野市に生まれる。父は谷本光生。 81年京都府立陶工訓練校修了。 82年京都府立工業試験場修了。 伊賀焼三田窯にて、父のもと作陶生活に入る。 84年フランスに渡る。 パリ・グランシュミエールにてデッサンを学ぶ。 造形作家J・G・アルチガス (スペイン)の助手を務める。 パリ郊外にアトリエを設け作陶。 88年独立 92年スペイン・バルセロナのアルチガス財団に滞在し作陶 95年アルチガス財団にてスペインの陶芸家を対象にセミナーを開催。のち毎年、バルセロナにて制作。 谷本洋氏は、伊賀焼の伝統と決まりを踏まえながらも単なる写しに止まることなく、道具としての機能性を考慮するとともに、今の時代に求められる必然性を意識しながら、作る側の個性やエッセンスを注入した格調高い作品を制作しています。 この作品は、高温で焼かれたことにより、ビードロ・灰かぶり・焦げなど伊賀焼の特徴を全て備えています。肩筋からお茶碗全体に流れ落ちた玉だれが高台手前で程よく止まっています。 またお茶碗の内部には薄緑色をした幾筋もの釉流れが見られ、底で小さな釉溜まりとなった味わい深いお品です。