公式 驚愕の壺 こんなの見たことない。

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壺の側面に北斗七星の如く、円形模様が斜めに7つ並んでいます。 9番目の写真をご覧いただくとお分かりの様に、水を満タンにした状態で中が透けて見えるので、この部分はガラス加工がされています。 この様な構造をした壺には今までお目にかかったことがなかったので、他に類似品があるかを調べてみました。 要するに、この様なガラスでできた覗き窓がある様な壺ですね。 写真だけで1,000個以上は見ましたが、ありませんでした。 となると特別注文の品かも知れないですね。 何故か突然、ある素晴らしいことがひらめいてしまいました。 この壺を水で満タンにし、その中に野草を少々落とし込み、更に金魚を数匹入れて壺の中を下から上にスポットライトで照らすと、あっという間にリトル水族館のできあがりです。 優雅に水草と戯れる金魚を覗き窓から眺められるのは、金魚好きにはたまらないでしょうね。 普通の水槽では、この様な素敵な景色は味わえません。 ちなみに、私はそれ程金魚好きではありません。 もし、実際にやられるのであれば、酸素補充はお忘れなく。 お家の中で生け花と両方楽しめるので、一石二鳥でお買い得品ですよ。 この壺をずっと眺めていて、どうしてもわからないことがありました。10番目の写真をご覧いただくと内面は全域ガラス加工がされています。水が円部との繋ぎ目と思われる個所から漏れないのもそのためです。灰色箇所が陶器でできているとすると、この様にガラス窓を設けることは能なはずです。融点(溶け出す温度)が違い過ぎるし、第1工程で壺の原型を作り、第2工程でその内側に均一になる様にガラス素材を流し込むなんて、型もないのに絶対無理です。 どの様な過程を踏めば、ガラスと土器を一体化させることができるのか、と素人ながらずっと考えていたのですが、その謎が解けたのは5番目の写真右の黒い斑点を発見した時でした。最初は単なるキズと思っていたのですが、良く見るとガラスがむき出しの状態になっていたのです。要するに、この部分の塗料が剥がれていたのですね。 この事から導いた結論ですが、この品物は陶器ではなくガラス製品になります。全面に塗料を吹き付けて、陶器に見せかけていたのですね。 このトリックに、まんまと60年前の人に騙されました。 サイズ  口元径14  中央30  高さ34cm      重さ3,534g

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