管理番号 | 新品 :22023427 | 発売日 | 2024/05/11 | 定価 | 34,800円 | 型番 | 22023427 | ||
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「ジャパンビンテージの隠れた魅力を発掘したい」 そんな方にはぴったりかもしれません。 こちらは矢入貞雄のSY-25L、1970年製になります。 矢入貞雄はS.Yairiとして、フォークギターのイメージがあるかもしれません。 ですが、じつは非常に優れたクラシックギター製作者でもあります。 私は矢入貞雄のギターはほかに「地」を持っていましたが、このSY-25Lがだんぜん良かったです。 (「地」はでよくみる矢入貞雄のモデルですが、裏板はマホガニー系の廉価な材料が使われています。) それどころか、名だたる製作家のローズウッドバックのギターよりもクオリティが高いと感じます。 市場でよくみかける中価格帯のトップ単板ギターで、私が使ってきたのは俣野勝CLASE500、松岡良治No.35、No.60、M100、YAMAHAのGC5Mなどがあります。 それらよりも矢入貞雄のほうが、鳴りのクオリティが高く感じています。 むしろ、名匠に数えられる製作家の高級機(ローズウッド総単板)といい勝負でした。たとえば桜井正毅のSTANDARD、西野春平のNo.15、中出阪蔵の600E、YAMAHA江崎のGC7にもひけをとっているとは感じませんでした。 弾いていただければ、この価格でこのクオリティのギターを入手できる機会はめったにないことをすぐ実感できるかもしれません。 ちなみに、いま楽器店では「地」が50,000円で売り出されています。 コメント欄に演奏動画のリンクを載せています。 弦長はおよそ655mmです。 弦高は、12フレットで 1弦:約3mm 6弦:約4mm です。 Gotohの新品ペグをセットしましたので、快適です。 サドルも状態がよいものがついています。 小傷や小さな打痕はありますが、70年代のヴィンテージギターとしては驚くほど良好なコンディションです。 ネックはほぼストレートです。 指板、フレットも良い状態で残っています。 腹部の膨らみ、接着も問題ありません。 割れももちろんありません。 ギター全体を、数時間かけて丁寧にクリーニングしています。 指板はレモンオイルで処理、フレットはサビ取りの清掃済みです。 ですがまだまだ使えるハードケースに入れて発送します。 分からないことや後で気になること等ありましたら購入前に予めご質問ください。