未使用、保管品です。使用せずに観賞用として食器棚に保管しておりました。トレーの底裏面にひびがございますが、見えないところにございますのでお使い頂く分には問題はないかと思います。カップの1客にひびのようなものが入っておりますが、指で触った感じひび割れではございませんでした。保管時による小傷があるかもしれませんが、ご了承ください。完璧な物を求められる方や神経質な方はご遠慮ください。サイズカップ：口径8cm×高さ6.5cmソーサー：直径14.5cm×高さ2cmシュガーポット：直径10cm×高さ6cm(蓋除く)クリーマー：直径9cm×高さ9cmポット：口径8cm×高さ18cmトレー：直径27.5cm×高さ2.5cm※素人採寸のため若干の誤差はご了承ください。ベンジャロン焼きの歴史はアユタヤ王朝の17世紀前後から始まったとされて、日本(当時の明朝)から白い磁気の上に彩色が施された色絵食器が伝わってきました。当時のタイ国内にはまだ製作環境がなく、陶工を日本へ派遣して生産していたそうで、この雅な作風から出来上がったやきものは王室におさめられていました。この時期は日本でも有田焼や古伊万里焼など色絵が盛んに作られていた時代で、外交がさかんであったアユタヤにも輸入されて人気だったようです。そうして王室のものであったベンジャロン焼きは時代とともに一般にも高級食器として浸透するようになっていたのでした。