チェアスキー・アウトリガー

チェアスキーとアウトリガーのセットです。
知人が新品購入後、３回使用後に購入しました。その後こちらで５～６回使用したぐらいで、事前にオーダーしていた上級モデルが納品されてからは、予備として車に乗せていました。
使用者の障害の程度ですが・・身長１７０センチ・体重６５キロ胸椎５・６の脊髄損傷により、胸から下の完全麻痺です。怪我前のスキー経験なし。
腹筋が使えないために、日進医療器からの納車状態では、上半身を固定（安定）することができず、自分がイメージするラインでの滑りが能でした。＊本当に最初は苦労の連続でした。
そこでかなり時間をかけて、何度も滑ってはモディファイを続けて、今のシート＆サスペンションの仕様にまで仕上げることができました。
同じように腹筋が使えない方には、本当に理想的な仕様だ！と、自信をもってお勧めできます。※さらに、シートの背もたれ部分と胸を包むようなサポーターを使用することで、さらにフィット感を感じられるようになった！と、使用者は言ってました。また、滑る角度や雪質の状態・その日の体調で、背もたれの微妙な角度の調整が可能です。
腹筋が使える方でも、全く使用での問題はありません。
元々シルバーのフレームを、ライトブルー・ゴールの２色（アルマイト）仕様にカスタムしました。アルマイト後は、メインで使用しているモデルのトラブルの際、３本だけ滑りました。※シートの角度調整のために、シートレールの後部をカット（加工）しています。  カットした部分は残っていますのでお付けします。その後は、未使用です。
フレームボルト（＋ボルト）は、整備性を良くするために、ステンレスのヘキサゴンボルト・ナットに交換しました。
サスペンションは、モトクロス業界では名の通ったサスペンションのプロショップで、使用しなくても毎年必ずメンテナンスをしています。
モデル：レーシング（以前は、長野モデルと言われていたモデルです）価格６１９，５２０ー
この長野モデルの特徴は・・リフトに乗る前に、右側のレバーを動かすことで、２本のダンパーが動くようになり、リフト乗車前にシートの位置を画像（４枚目～５枚目・９枚目～１０枚目）のように、上げることができます。これが本当に、持ち上げる際に力がいらなく、上がった状態で固定される為に、楽にリフトに乗れます。リフトから降りる前にレバーを前の位置に戻せば、リフトから降りた直後に！そのまま滑走の位置に戻ります。初心者には、大変、便利な装置です。
シートはLサイズです。
シート寸法：座面長さ３７センチ膝部分幅２４センチ太もも幅３０センチお尻幅３５センチ
背もたれ部分寸法：背中長さ４６センチ腰幅３５センチ胸部分２８センチ
シートベルト：体を固定するバンドも、幅の広いタイプで、しっかりサポートできるような仕様にしています。＊画像（３枚目）にあるベルトは、最初に付いていた物で、一緒にお渡しします。

アウトリガーの方は、スーパーライトシリーズ（競技用）だと思います。（価格６６，０００ー）
全長：６９センチ（一番短い状態）グリップまでの長さ：４９センチ（４段階で＋６センチまで伸ばせます）※調整位置は、こちらで加工してできるようにしました。
注意：①メインのパイプは、業者にて延長加工してもらっています。        ②二の腕で固定するベルト部分の樹脂パーツを、アルミパイプで作り変えています（転倒時に何度か折れたからです）     ③先端の板の部分ですが、グリップ下のひもを握ると、自動的に板をたためる仕様にはなっていません。（使用者が使いにくい！で,          スプリングを外してしまいました）
グリップの仕様：エンデューランス
板：コンペテーションフリップ

初めて障害者スキー（チェアスキー）にチャレンジするにしても、セットで購入するとなるとかなり高額な商品と感じます。
最初は、障害者スキー連盟等の体験からが良いと思います。経験をするうちにレンタルでは、シートとのマッチング・ポジション等に必ず不満が出てきます！
楽しく毎シーズンのチェアスキーを続けるには、必ず自分にフィットしたシートと、滑らせるスタイルに合ったサスペンションセッティングが必要になりますから、自分の物が必要になります。
安全＆快適に、楽しむためにもお考え下さい。
また、チェアスキーは受注生産品になりますので、納期までにかなり時間がかかります。を探すとなると、本当に大変です。
発送は、大きさや重さもあるので、運送業者に相談後に発送を考えております。
引取、大歓迎です。
しっかり整備はしていますが、商品のためノンクレーム・ノンリターンでお願いします。